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7月, 2010の投稿を表示しています

WD20EARSで超簡単なベンチを取ってみる

2TBなのに9000円割れを起こしているWestern DigitalのWD20EARSだが物理セクターが4KiB(4096 byte)で論理セクターを512byteにエミュレートしている代物なのでパーティションの切り方に注意しないとパフォーマンスが低下する。 詳しい内容については Linux Kernel Watch を参照。 要はパーティションの開始位置が8の倍数(8は4096÷512の結果)であればいい。 通常、fdiskなどでパーティションを切っていると以下のように第一パーティションが第63セクターから始まるのでこのケースだとパフォーマンスが落ちます。(63は8で割り切れないため) [root@enterprise ~]# parted /dev/sda GNU Parted 1.8.1 Using /dev/sda Welcome to GNU Parted! Type 'help' to view a list of commands. (parted) unit s (parted) p Model: ATA WDC WD20EADS-22R (scsi) Disk /dev/sda: 3907029167s Sector size (logical/physical): 512B/512B Partition Table: msdos Number Start End Size Type File system Flags 1 63s 1953134504s 1953134442s primary raid 今回は書き込み性能だけパフォーマンスの増減を確認した。 time dd if=/dev/zero of=test1 bs=128k count=32768 32768+0 records in 32768+0 records out 4294967296 bytes (4.3 GB) copied, 78.149 seconds, 55.0 MB/s real 1m18.721s user 0m0.055s sys 0m8.456s time dd if=/dev

LinuxのHDDを増設してみた

2TBのHDDがお手軽に買えるようになってきたのでLinuxサーバーのHDDを交換・増設してみた。 変更前の状態は以下の通り sda: WD10EADS sdb: WD20EADS sdb1,sdb2にそれぞれ1000GBずつ割り当て sdc: WD20EADS sdc1,sdc2にそれぞれ1000GBずつ割り当て 今回はsdaを取り外してWD20EARSを2台増設する。 あとRAID化されていない領域をRAID-5化する。 総容量は4TBから6TBになる WD20EARSは普通のHDDと違って物理セクターサイズが4KiBなのでパーティションを適切に切らないとWriteのパフォーマンスは半減する。この辺は簡単なベンチマークをしたので後述。 結局通常のMBRでなくGPTでパーティションを以下のように切りました GNU Parted 1.8.1 Using /dev/sdd Welcome to GNU Parted! Type 'help' to view a list of commands. (parted) unit s (parted) p Model: ATA WDC WD20EARS-00M (scsi) Disk /dev/sdd: 3907029167s Sector size (logical/physical): 512B/512B Partition Table: gpt Number Start End Size File system Name Flags 1 40s 1953134487s 1953134448s ext3 primary raid 2 1953134488s 3906268935s 1953134448s primary raid パーティションはこんな感じで作りま

blogを移転

某所でMTでblogを構築していたが運営が面倒になったのでblogger.comに移転します。 過去のblogも順次こちらに移転する予定です。 blogの題名通りここはちょいと長めのつぶやきを載せていく予定です。 活動のベースはtwitter(@uecchi)です。